漠然と貯めるだけではなく、お金のプロに相談してみる
貯金は継続しているけど、なんとなく老後のためとか、確実かわからないけど家とか車とか家電が欲しくなるときもあるかもしれないしなど、はっきりとした目的はなく貯金している。
貯金自体が漠然としていて、このままでいいのかなと思ったとき、少しでも目的意識を持ったり、生活に役立つようにプロに相談してみるのはいかがでしょうか。
家計の相談をFPへ気軽に無料で相談できる
人生のマネープランを状況に応じてアドバイスしてくれるお金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)へは無料で相談することができます。
WEBから電話受付で相談できるところもあれば、自分の住んでいる地域にあわせて相談するFPを探すことができるところもあります。
また、地域で発行されている情報誌に、FPの無料相談やマネーセミナーの案内を見たことはないでしょうか。
いきなり相談するのは気が引けるから、マネーセミナーを聞いて勉強してから相談しようという選択もできるので、通勤時の駅やお店など、普段歩いている場所で地域の情報誌があるかどうか情報を集めてみるのもよいと思います。
FPへの相談、自身の体験記
私は貯金を以下の3つに分けていました。
・老後のため(絶対手を付けないようにする)
・遊びや緊急支出のため
・とりあえず貯金(何かの時には使う)
遊びや緊急支出のための貯金はともかくとして、老後のためにとりあえず貯金や、いろいろ引き落としされるものがあるからメインの銀行にもとりあえずちょこっと貯金はしておこうと、漠然とお金を貯めていたのです。
ちょっと余談ですが、奨学金の返済が完了する前と後では貯金のペースがぜんぜん違いました。
こまめに頑張って繰越返済をし、一時は貯金が減ったのですが、その後順調に貯金にお金を回すことができるので家計管理が楽しいと思ったのものです。
必要だったので借りたお金とはいえ、ローンというのはこんなにも負担なのかと感じたものでした。
漠然とした貯金活動の中、お金について情報を得ていき、「お金自身にも働いてもらう=投資をする」ことや「年末調整で最大限控除してもらうように保険に入る」ことをやってみたいなとふつふつと思っていました。
そんな中でつみたてNISA制度が新たに開始したので申し込んでみたり、FPによるマネーセミナーに参加してみたりしました。
そしてマネーセミナー後、思い切ってFPの方への無料相談に申し込んだのです。
結果として、申し込んでよかったです。
初回は貯金の現状を話しつつ、次のことを相談しました。
・今の状態のまま漠然と貯金を続けていてもよいのかどうか
・年末調整で限りなく最大の控除を受けたい、節税したい
・お金に働いてもらうことは可能なのかどうか、投資とはどんなものなのか
まとまったお金は今ここに預けるといいですよとか、保険商品で普段の生活に備えながら投資としてお金を増やすことができるなど、たくさんのお話をしていただきました。
いざというときでも、手元に100万くらいあればなんとかなるらしいです(笑)
なので、なけなしの貯金をできる限り寄せ集めて、これだけなら預けられます!という会話をしつつ、結婚やマイホーム購入などの予定もないし・・・近々まとまって使いたいというお金もなかったので、まとまったお金を投資運用してみようかなという気持ちになりました。
保険は20歳を過ぎたときに家族によって知らない間に加入していたので(!)年末調整の際に控除申請はしていました。
※学生のうちはともかく、働くようになってからは保険金は自分で納める方式に変わりました・・・
ただ保険の控除は2種類あるらしく、確かに真ん中部分の控除欄はいままで気にしてなかったけれども、この欄の控除を受けることができる保険に入り、かつお金も増やすことができるというお話もありました。
加入するのは保険でも目的はお金を増やすこと、といういいんだか悪いのだかいいように加入されられているのかわからない状況になってきましたが、長期投資による資金増加のお話を受けると、よしやってみようという気になるものなので不思議です。
ちょっとうろ覚えですが2回目の相談時にはサインやハンコを押して保険等の契約手続きをしたと思います。
もともと、貯金しながら少しの金額でも投資できないかと模索していたので、いいものがあれば契約してみようと思っていたのです。
ポイントをもらえるので、クレジットカードで支払えるものはカードにしました。
初回の相談をもとに、次のような提案をいただきました。
・まとまったお金を運用してお金を増やす(保険商品)
・月々お金を積み立てて、年末調整の控除を受けつつ投資としてお金も増やす(保険商品)
・加入していた入院保険等の見直し(入院と死亡保険のみだったので、がん保険や病気で仕事ができなくなったときの備えにすることにした)
FPの方が考えてくださった最善のものと思ったので、金額や細かな内容などはあれこれ心配しながら自分でこれにしますなど設定をしていき、4つくらいの保険に加入しました。
もともと加入していた生命保険は解約することにしました。
解約の際、コールセンターの方が「完全な解約ではなく、払済終身保険にすると死亡時の保障はありますし解約金も積み立てられていくことになるのでおすすめしているのですが」と言われ、窓口の方がとても親切だったのでそれならばと払済終身保険へと契約変更することにしました。
電話口の方がいい方でよかったです。
まとめ
まさに漠然とした貯金をしていた私ですが、FPさんへの相談をもとに有意義な資産形成と貯金に励むことができるようになりました。
投資に関しても、自分なりに情報を集めて調べてみたりしましたが、実際に詳しい方からお話を聞くのはとてもためになりました。
長い時間は必要なもののお金は増えるし、年末調整金額も最大まで控除金額を記載することができましたし、うれしくてFPさんにお礼を申し上げたほどです。
ご自身できちんとお金の管理をしていける方はもちろんうらやましいのですが、貯金についてこのままでいいのかなと思った時や、家計の見直しをしたいとき、お金のプロに相談してみるのはいかがでしょうか。
お金を稼ぐことへの張り合いがでてくることもあるでしょう。
人生と切り離せないお金のことをきちんと考えていくうえで、ひとりで悩まずに相談してみることも時には道が切り開けると思います。