新しい500円硬貨はいつ発行になるか
2021年1月22日、新500円硬貨の発行延期が発表されました。
新500円硬貨は、2021年度上半期(4月~9月)に発行予定だったものの、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、発行が延期されました。
ATMや駅の自動販売機などの改修作業が遅れているようなのです。
確かに、お金が使えないと困る場面ですね。
では新しい500円はいつ発行になるのか、財務省の発表を待つしかなさそうです。
なお、財務省のウェブページには「現行の五百円貨幣は、新しい五百円貨幣が発行されたあとも、引き続き適用します」とあるため、500円貯金をしている方は、今の500円硬貨を焦って紙幣に変えたり、ATMに持っていななくても大丈夫です。
大事なことですが、「現行の五百円貨幣が使えなくなる」という詐欺にだまされないようにしてくださいとも記載がありました。
これは気を付けたいですね。
500円硬貨については、世の中に登場したのが1982年で、新しい硬貨が作られるのは今回で3回目になります。
そう、500円貯金を確認していた時に平成12年より前のものがないなと思っていたら、新しくなったから流通しなくなっていたんですね。
お金が新しくなるのは偽造防止のためというのが強いのかなと思うのですが、今回新しくなる500円も偽造防止技術を施しているようです。
新規技術のバイカラー・クラッド(二色三層構造)により、リング状のパーツと3層構造の円形のパーツを組み合わせていて、外観的には2色の硬貨にみえるそうです。
ユーロのようなかんじでしょうか。
あとは硬貨のふちのギザギザが一定のギザギザではなくて、一部をほかのギザギザとは別のギザギザにしている異形斜めギザにしているそうです。
通常貨幣(大量生産型貨幣)での採用は世界初らしいですよ。
日本、すごいですね!
新しい500円硬貨のデザイン詳細はこちらも財務省のページにイラストで記載がありますので、どれどれと思った方はぜひご覧になってください。
2024年には紙幣も新しくなります。
電子マネーやクレジットカードが普及する中、お金そのものを手にする機会が少ないかもしれませんが、生活になくてはならないお金について、きちんと知っていくことをしていきたいですね!