自分の貯金力を知る
自分はどれくらいの貯金ができるのかを知る
貯金をする前に、「自分にはどれくらいの貯金力があるのか」を収入と支出から見つめてみることをやってみましょう。
家計の見直しや自分のお金の使い方の振り返りにもなったりして、けっこうよいですよ。
見つめ方の実施方法の例を、以下に説明します。
【例】
※例なので数字はわかりやすいようにあまり細かくなくおおまかにしています
まずは、自分が月にいくら収入があるのか、毎月何にいくら使っているのかを大まかに書き出してみます。
月のお給料:手取り18万
家賃:6万円
水道光熱費:1万円
通信費:1万円
ここまでで、収入は18万、支出は8万円、残りは10万円です。
毎月固定で払うものは書き出しやすいですね。
ここからはそれぞれのライフスタイルによって異なってくると思いますが、いったん例として次のようにしてみます。
食費:3万円
保険料:1万円
日用品費:1万円
美容費:1万円
雑費:1万円
お小遣い:2万円
ここまでが毎月の支出とすると、合計で17万円です。
手取りのお給料から引くと1万円余裕が出ますので、単純に考えると毎月1万円貯金できることになります。
もし、毎月何にお金を使っているかわからないという場合には、簡単でもよいので家計簿をつけてみてください!
今はスマホでレシートを読み込むだけの簡単な家計簿アプリもありますので、家計簿に取り組みやすくなっていると思います。
お給料の何%を貯金したらよいのか
さて、上記の例の手取り18万円のかたの貯金力ですが、毎月1万円です。
1年で12万円ですね。
概念にとらわれるのはよくないですが、一般にお給料の20%は貯金したほうがいいよといわれていますので、もうちょっと貯金額を増やしてみたいところです。
手取り18万円だったら、3万6000円貯金ができたら良好です。
ここで、家計簿を見ながら「食費もうちょっと抑えられるかも」「雑費の内容がよくわからないからちょっとお金の使い方に気を付けてみようかな」「お小遣いでほぼ毎日コンビニスイーツ買ってたけど、週末だけの楽しみにしてみようかな」「日用品のストックいつも買いすぎかも」など貯金額を増やすための振り返りができます。
そして自分なりに、譲れない部分、支出を減らすことができそうな部分を考えて、もっと貯金できそうかそうでないかを考えていきます。
結果、毎月の貯金が1万円以上になったらよくできましたねと自分をほめてあげてほしいですし、もし難しいときは1万円ずつの貯金はキープしたままで今後のことを考えていけばよいと思います。
まとめ
たとえ少しずつの貯金でも、お金があることで選択の幅が広がったり、急な出費の際など困ったときに対応ができるので、貯金できているかどうかは大切なことです。
貯金力を高めるのは、収入と支出を振り返り、どの項目にどれくらいお金を使うか考える、その繰り返しに尽きるのかなと思っています。